茹でそば、生そば、乾そば
    ~麺の状態による種類

家庭で食べたくなると、買ってくるのが、すぐに食べられる茹でそばだったりします。
そば好きの人なら、茹でれば使える乾麺を置いている人もいるかもしれません。
乾麺は長持ちするので、お中元やお歳暮などの贈り物にも喜ばれます。
そばは、商品として売られる際の麺の状態によっても、分けられます。

■茹でそば:

生麺を茹でて、食べられる状態にし、ポリ袋に入れて売られています。
コンビニなどでは、つゆや、ネギ、わさびなどの薬味も、一緒にプラスチック容器に入って売られています。商品によっては、天婦羅(てんぷら)、油揚げ、天かすのいずれかが付いている場合もあります。

■生そば(なまそば)※

そばを切った後に、打ち粉をまぶした状態で、紙包みやポリ袋、プラスチック容器などに入れて売られているものです。

日本農林規格(JAS)では、重量比でそば粉の配合率が30%以上、「生めん類の表示に関する公正競争規約」ではそば粉30%以上を主たる原料とすれば、「そば」と記載できます。ゆでそばも、 冷凍そばもこれに入ります。
※ここで言う「生そば」は「なまそば」と読みます。同じ「生そば」でも「きそば」と読むと意味が異なりますから、注意してください。

■乾そば、乾麺

そば切りを風で乾かして、一定の長さの棒状に切り揃え、包装したものです。

「乾めん類品質表示基準」(平成12年12月19日農林水産省告示第1639号・改正:平成21年4月9日農林水産省告示第488号)によって商品としての記載は、「干しそば」になります。

このうち生地の小麦粉のグルテンを熟成しつつ、麺に縒りをかけ、手作業で何回も引き延ばした細麺の乾麺、いわゆる「手延べそば」は、「手延べ干しそば」の記載となります。

■冷凍そば

長期保存が利くように、生そばを茹でた茹そばを、冷凍したものです。冷凍する際に、遠心脱水処理して茹そば表面の水滴を除去し、小分けして、冷凍されます。いったん茹でられているので、茹で時間も短時間で済みます。
流通では多くは業務用ですが、最近では1人分ないし数人分をまとめたものが、
スーパーマーケットやコンビニエンスストアで売られています。
また、麺だけの商品もありますが、つゆをセットにした商品もあります。

■即席麺

カップ麺やカップそば、袋入りそばなどがあります。
生麺の場合の「生(なま)そば」や乾麺の場合の「干しそば」のように、
「そば」としての記載があるのに対して、即席麺の場合には、
そば粉を主原料にしたものも、「即席めん品質
表示基準(全部改正平成21年4月9日農林水産省告示第487号・最終改正平成23年9月
30日消費者庁告示第10号)」によって、一律に「即席めん」になります。

油で揚げて熱湯で戻るように加工されているフライ麺と、加熱後油で揚げず熱風乾燥させた  ノンフライ麺があります。フライ麺の中には、麺の表面に味をつけているものも多くあります。